前ページにもどる

さらにポスターを制作
2003年執筆

 昨年が幾分やっつけ気味だったので、今年こそはと力の入ったポスター制作。
 会社においてあるカラーレーザープリンタは、少々出力がヘボすぎます。
 よって、自宅のインクジェットA4プリンターで印刷してから、拡大カラーコピーをすることにしました。
 原本がきれいだと、かなり拡大しても平気なのですよ。
 今回使用した機材やソフトは以下の通りです。

プリンタ
スキャナ
ソフト



銀塩カメラ
フィルム
CANON BJ-F900
EPSON FT-9700
Adobe IlIustrator 10J()
Adobe Photoshop 7J
Adobe Photoshop 5LE
EXTENSIS PHOTOTOOLS 3.0J(プラグイン)
CANON EOS10QD
FUJI COLORの1600ネガ

まずは写真撮影


 監督からのアドバイスは
   ・道着だけよりも、防具を着装しているときのほうが日拳のイメージを伝えやすい
   ・グランドでの攻防を見せたほうがいい
   ・ポスターのタテ比率に合わせるなら抑え面がベスト
 ということで、イキのいい写真をゲットするため、母校の拳法部が春合宿を行っている勝浦にカメラバッグを担いで行きました(日帰りはキツいよ……)。

 道場がかなり暗いだろうと想定し、撮影はデジタルカメラではなく、昔ながらの銀塩一眼レフカメラを使用。
 フィルムも、「最近はきれいになった」と言われるISO 1600(超高感度)のネガフィルムを準備しました。
 今までISO 100~800までしか使っていなかったので、正直これはギャンブルです。


筆文字の準備


 キャッチコピー部分は、既存の毛筆フォントを使用せず、味わい深い手書きでいきましょう。
 なかなかイメージ通りの文字を書いてくれる人が見つからず、大学の職員のかたにお願いしてしまいました(ポスターが完成したときにはすでに定年退職)。

 


デザイン組み開始

 

反省点

 抑え面だけにこだわるのなら、デジカメでもよかったはずです。止めポーズなら、シャッタースピードがいりません。
 フィルムでISO1600は、せいぜい新聞掲載レベル。チラシには使えず、引き延ばしもキツいです。
 それなら明るいレンズを新規購入したほうがいいでしょう。
 レンズは高価なズームレンズではなく、単焦点レンズで十分です。間近での撮影なら思い切って25mmなどがいいかも。