チラシを制作してみました
毎年,どこの部でもチラシぐらいは制作していると思います。
数年前に一度,連盟のほうで制作して,各大学に原価ギリギリで販売したチラシがありました(現在の大会パンフレットに掲載されている概説はそれを流用したものです)。いまだにそのコピーが各大学で使い続けられているのを見ると,なかなかに好評だったのだと思います。
売りとなるキーワードを決める |
で,今回は大学用のチラシの依頼があったので作ってみました。いつも連盟関係の書類ばかり書いているわけじゃありません。私だって大学OBなんですから,たまには出身大学に貢献させてください。
とりあえず,監督の提示したデザインをもとに作ることにしました。当時,私がメモしたラフは,こんな感じです。
汚くてなんだかわからないかと思いますが,雑誌のようなデザインを想像してください。
キーワードは,「安全」「早く強くなれる」「柔道・空手経験者でも技を活かせる」「警察や自衛隊で高く評価」というようなおなじみのもの。
さすがに「関東における日本拳法伝来の地」というような歴史を誇る記述はありません。そういうのを書くと,旧態然とした体育会イメージを与えてしまいそうだからでしょう。
簡易DTPはワープロソフトで十分(とにかく見やすく) |
ソフトは,使い慣れているワープロソフト一太郎Ver.9~12です。写真は,手持ちから取り込んだものもありますが,大半は,連盟サイトに公開しているJPEG画像をそのまま貼り込んでいます。モノクロ印刷なので,画質的には十分すぎるほどの解像度です。
書いてから気づきましたが,全然部の紹介をしておらず,ひたすら,日本拳法について語っています。
なんだか,これではいけない!という気もしますが,現実問題として,日本拳法の名称そのものが一般層に知られていないので,仕方ないといえば仕方ないけれど,あんまりと言えばあんまりという状態です。
勧誘ということもあって,けっこう調子のいいことも書いてますが,なにせ「初心者はそんなことわからない」の一言につきます。
あとになって「全然ラクじゃないですよ! マジメにやったら練習キツイいっすよ!」とか文句を言われたら,「それが理解できたということは,それだけ成長したと言うことだ,これからも頑張れ」とか,また調子のいいことで言いくるめてしまうんだろうなあと思います。
監督から大きなダメ出しもなかったので,修正も一部です。
大きな変更といえば,文字ばかりで堅苦しかったので,知人のアドバイスもあり,漢字をゴシック体,ひらがなを明朝体にしました。
なんだか漫画を読んでいるような錯覚を感じさせる効果があります。
大学内のコピー機は行列ができるので注意 |
最後に,レーザープリンタで大量印刷に入ります。
私の使用しているレーザープリンタは,トナーカートリッジ1本で,A4用紙数千枚が印刷できます。普通に使っていれば,5年以上もちます。
コンビニでコピーするよりも,安上がり,かつ高品質なのですが……HP(ヒューレットパッカード)の用紙縦置きタイプは,数年で吸い込みがおかしくなるようでして……最近では,用紙を1枚ずつ給紙してくれないんです。
用紙を縦に入れるプリンタを使っている人なら,同じく心当たりがあるかもしれませんが,悲しいかな,1枚1枚手で用紙を補給していかなければなりません。
途中でイヤになったので,コピーセンターに用紙をもちこんで,100枚ほどコピーしました。
コピーセンターにも色つきの紙が用意されているのですが,持ち込み用紙でも,手差しで許可してもらえました。ありがとう,キンコーズ大崎店!
作成したチラシを学生に渡した後で,コピー元となるマスター(白い紙に印字)も手渡します。
ところで聞いてみますと,いまの学生は,私の時代のように官公庁御用達ワープロの富士通OASYSを使ったり,簡易DTPの苦手な一太郎でがんばったりすることはなく,ほとんどMS-Word一本のようでした。
テキスト部分は,練習日程や,連絡先などを頻繁に書き換えるものなので,学生にデータを引き渡すためにも,Word用に作り替えて渡す必要があるようです。